私の想い

野草の効能はたくさんあります。
この症状には何が効くか、という興味から野草へ関心を持つ方も多いと思います。

でも、野草の魅力はそれだけではありません。

野草との触れ合いを通じて、自分の心と体のバランスを知り、
自分も自然の一部だという安心感を取り戻す。

そのことで、自分との付き合い方、周りの環境や人との触れ合い方が変化していきます。

そして、その経験は、自分自身の心身の感覚を信頼することにつながります。
自分に対する信頼は、自分の人生を生きる土台となることです。

自分の感じることをないがしろにしていては、
他人の目が気になったり、環境を言い訳するようになり、
ほんとうは自分の心からやりたいことを先延ばしにしていたり、
結局は、自分にはできないとあきらめてしまうことになってしまいます。

まずは、自分の体とこころが感じることに耳を傾け、
その感覚を大事にしていくことから、
自分が心から望むことに一つ一つ気づいていくことを大切にしたい。

野草とともに、自分の体と心を見つめ、
自分への信頼を取り戻す気づきを、サポートしたいと思っています。

 

プロフィール

桜井 敦子

生まれたときから体が弱く、敏感な体質や気質だったため、虚弱体質と言われて育つ。
8歳まで入院手術を繰り返し、病院や薬にたよることが多かった幼年時代。

社会人になっても、感覚の敏感さや、体調不良に悩んでいたが、ハーブやアロマセラピーなどの植物療法を実践したことで、体質の悩みが改善。植物の持つ力を実感する体験を重ねる。

その後、AEAJ認定アロマテラピストや、リフレクロジー、触覚の研究から生まれたフェイシャルセラピーなど、様々なボディワークを学ぶ。
3年間のサロン勤務を経て、2009年からは、東京五反田、その後二子玉川にて、自然療法フェイシャル&ボディケアサロンを独立開業。15年で延べ9000人を施術し、心身の癒しを提供する。

また、自分の心身の敏感な体質や体調不良の理解を深めていく中で、同じような敏感な体質気質を持つ人たちを、セラピストとしてサポートすることがライフワークになる。

ところが、サロンの仕事が忙しくなった頃、皮膚のトラブルや体調不良が再発。
その間、東日本大震災のアロマテラピー、ボディケアのボランティアの経験をしたことは、仕事の仕方や暮らし方を変える決断のきっかけになり、東京からの移住を決める。

移住した山梨県で、薬草植物園でガーデンキーパーをしながら、身近な植物である野草や、薬膳薬草について学び直し、野草生活を実践。長い間病院の薬でも治らなかった皮膚炎が完治するなど、野草の治癒力に驚く。

体調が今までで一番安定するなど、身近な植物の生命力を再認識。
また、シュタイナーの自然の叡智を知る植物観察を実践。野草の物理的効能だけではなく、心や精神への深い働きかけや、自然との調和した生き方を学ぶ。

野草のすばらしさを伝えるため、生まれ故郷である栃木県日光市に戻り、
「生きづらさが、自分らしさに変わる」をテーマに、野草と暮らしの教室を開催。

それぞれの生きづらさに寄り添いながら、人が本来もっている体質気質を活かし、自分らしく生きることをサポートする。

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